幼稚園の送り迎えのために、子ども乗せ電動自転車の購入を考えているママへ。
実際に試乗して感じたパナソニック「ギュット」のメリット・デメリットの感想をレビュー!
アニーズとクルーム・EXとDXの違い、口コミ、2021年モデルの変更点、おすすめレインカバーを紹介!
保育園・幼稚園の送り迎えで、ママたちの必須アイテム「子供乗せ電動自転車」。
パナソニック・ブリヂストン・ヤマハからたくさんのモデルが発売されているので、どれにしようか? 迷うママも多いですよね。



当ブログ【ゆんとも】では、パナソニック・ブリヂストン・ヤマハ3社を全て試乗した筆者が、ギュットに乗って感じた良かった点・気になった点をレビュー!
また、次の情報もくわしく紹介しています。
- アニーズとクルームの違い
- 最安値で買えるオトクな方法
パナソニックのギュットシリーズが気になるママは、ぜひ参考にして下さい。
パナソニックのギュットを試乗して感じた良かった点【メリット】

ギュットに乗って、「ここ、いいね!」と感じたところは、次の5つになります。
ブリヂストン「ビッケ」より、前輪が軽くて運転しやすい
ギュットに乗ってはじめに感じたことは、前輪が軽くて運転しやすい!でした。
ブリヂストン「ビッケ」は前輪にアシストモーターが付いていて、重心が前輪側にあるため、
段差を乗り越えるときや駐輪場に止めるとき、男性のぼくでも前のタイヤを上げるのに一苦労します。

一方、ギュットは後輪に電動モーターが付いていて、自転車の後ろ側が重たくなっています。
後輪を上げることはほとんどないため、「ママがハンドル操作しやすいのは、前輪が軽いギュット」になります。

子ども乗せ電動自転車はほぼ毎日使うため、ギュットの運転のしやすさは魅力的に感じました。
チャイルドシートがCombiとのコラボ
パナソニックの子供乗せ電動自転車の魅力といえば、ベビーカーで人気のCombiとの共同開発チャイルドシートを使用しているところ。

自転車屋のスタッフの話によると、「チャイルドシートの安全性に惹かれて、ギュットに決めるママたちが多い」とのことでした。

クルームには、サンシェードが標準装備されている点もいいですね。

チャイルドシートの安全性は、ブリヂストンとヤマハと比べて高いところがギュットの良さです。
ハンドルロックが自動
ギュットシリーズは、自転車を止めた時に自動でハンドルロックがかかります。

ブリヂストン「ビッケ」の場合、右ハンドルのハンドルロックを手動でやらなければいけません。

手動ロックでも慣れれば自然とできますが、ときどきロックのし忘れがあるんですよね…。
ハンドルロックがかかっていないと、荷物をカゴに乗せた時にハンドルがクルッと動いて結構焦ります。

自転車を止めたら自動でロックがかかるギュットは、毎日、忙しい生活を送っているママたちにピッタリです。
カゴが大きくて収納力バツグン
ギュットの前カゴは、たくさんの荷物が入る大容量サイズ。

幼稚園の荷物を積んだり、自転車で買い物によく出かけたりするママにとって、大きなカゴは使いやすく重宝します。
ブリヂストン「モブ」とヤマハ「パスキス」の前カゴサイズを比較すると、次のとおり。
パナソニック ギュット | ブリヂストン ビッケ | ヤマハ パスキス |
高さ×縦×横(mm) 260×350×390 | 高さ×縦×横(mm) 220×300×400 | 高さ×縦×横(mm) 240×330×430 |
3社の中で、「1番収納力がある」ギュットの前カゴ。
キーレス機能が便利すぎる
ギュット・クルームR・EXは、「ラクイック」機能が付いています。
ラクイックとは、手元の電源ボタンを押すと、後ろのタイヤのカギが自動で解除される機能のことをいいます。


自転車に乗ったり降りたりするとき、毎回カギをかけるのって面倒ですよね。
車の乗り降りをイメージしてもらうと分かるように、いったんキーレスに慣れると、カギを差し込むタイプに戻れなくなります。

パナソニックのギュットを試乗して感じた残念だった点【デメリット】

「ギュット、最高!」と絶賛したいところですが、デメリットに感じた点もありました。
電動アシスト自転車は10万円以上する高価な買い物なので、残念だった点も包み隠さずお伝えしていきます。
充電器(バッテリー)の持ちはビッケが勝ち
充電器(バッテリー)の持ちについては、ブリヂストン「ビッケ」に軍配が上がります。

バッテリーの容量は、ギュットとブリヂストン「ビッケ」、ほとんど違いはありません。
ですが、ビッケにはDUAL DRIVE(両輪駆動)といって、走りながらバッテリーを充電する機能が付いています。



ブリヂストン「ビッケ」の自動充電機能は、1回の充電でなが~く走れます。
ビッケに乗っているわが家は、この自動充電機能にはすごく助けられています。

充電器(バッテリー)の機能については、ビッケの勝利になります。
カスタマイズの種類が少ない
チャイルドシートカバーやサドル、グリップなどのカスタマイズの種類が少ない点も残念に感じました。
ブリヂストン「ビッケ」は、カスタマイズが豊富にできます。


「カスタマイズについては、そこまでこだわらないよ!」というママであれば、デメリットに感じないでしょう。
ですが、「毎日乗るものだから、自転車もオシャレの1つ」と考えているママにとっては、カスタマイズの少なさは残念なポイントです。
チェーンの耐久性
ギュットはチェーンが鉄製なのに対し、ビッケはベルトドライブというカーボン繊維を使っています。

ビッケのカーボンチェーン

金属製のチェーンは時間の経過とともにさびていき、チェーンの外れや、油で手や服が汚る原因になります。
手入れ不要のカーボン繊維を使用しているビッケの方が、チェーンは優勢になります。
アニーズとクルームの違いは?

ギュットのカタログを見ていると、「アニーズとクルームの違いって何?」と疑問に思うママも多いですよね。
クルームとアニーズの違いが分かりやすいように、比較表でまとめました。
クルームR・EX | 項目 | アニーズDX |
曲線的 アニーズより太い | フレーム | 直線的 クリームより2cm細い |
○ | サンシェード | ☓ |
Combiとのコラボ | チャイルドシート クッション | 合皮のカバー |
常に立つ | チャイルドシート ベルト | ねてしまう |
チェストバックルあり | 肩ベルト | チェストバックルなし |
360度回転 | フロントバーの開き | 決まった方向 |
大きい | ロゴ | 小さい |
穴なしカゴ | 前カゴ | 穴あきカゴ |
6色 マットチャコールブラック マットオリーブ アズキクリーム マットキャメ マットネイビー マットネイビー×ベージ | 色の種類 | 5色 マットジェットブラック ホワイトグレー マットリエールメタリック マットフォースブラウン マットシャインネイビー |
184,000円 | 値段(税込) | 159,800円 |
大きな違いは、下記の5つになります。
フレームの違い
クルームはフレームが曲線的なのに対し、アニーズは直線的です。

クルームは、フレームがやさしい形
またぎやすさは、変わりません。
チャイルドシート
チャイルドシートの性能は、クルームの方が優れています。
クルームのクッションは、Combiとのコラボで開発されているからです。
また、クルームにはサンシェードが標準で付いているのがいいですね。

アニーズは合皮カバー
その他にクルームは、次の良さもあります。
- 肩ベルトが固定できるバックルが付いている
- フロントバーが、ベビーカーのようにグルっと回転できる

カゴの違い
クルームは荷物が見えにくいカゴを採用しているのに対し、アニーズはパイプ製のカゴになっています。

中身が見えるタイプと、見えないタイプ
カゴのデザインは、好みによって分かれるところです。
日用雑貨などを他の人に見られたくないママは、クルームがピッタリです。
色の種類
クルームEXが6種類のボディーカラーなのに対し、アニーズDXは5種類になります。
具体的な色の違いは、下記になります。
- マットチャコールブラック
- マットオリーブ
- アズキクリーム
- マットキャメ
- マットネイビー
- マットネイビー×ベージ
- マットジェットブラック
- ホワイトグレー
- マットリエールメタリック
- マットフォースブラウン
- マットシャインネイビー
値段の違い
メーカー希望小売価格が、下記のように異なります。
クルームR・EX | アニーズDX | 値段の差 |
184,000円(税込) | 159,800円(税込) | 24,200円(税込) |

こちらの比較表を見ると分かるように、クルームとアニーズはチャイルドシートの性能が大きく異なります。
安全性を重視するなら、値段は高くなりますが、クルームを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、日本で売上No1の自転車販売店「サイクルベースあさひ」のスタッフに、「クルームとアニーズ、どっちが売れていますか?」と聞いたところ、
「クルームの方が人気ですね」
という回答が返ってきました。

下記の記事でも詳しく紹介しているので、こちらもどうぞ。
ギュット・クルームのEXとDXの違いは?
クルームEXとDXの一番の違いは、「ラクイック」の機能が付いているかどうか? になります。

手元のスイッチ


車のキーレス機能のような「ラクイック」が付くことで、次のように値段が違ってきます。
- 前乗せタイプ:EXの方が17,000円(税込み)高い
- 後ろ乗せタイプ:EXの方が20,000円(税込み)高い

もう1つの違いは、ボディーカラーの種類になります。
好みのカラーは人それぞれ違うので、あなたにピッタリのカラーを選びましょう!
パナソニックのギュットはどこで買うのが安い?

電動アシスト自転車を買うなら、ネットでの購入をおすすめします。
理由は、ネットの方がお店で買うより安いから。
自転車販売店のスタッフに、「どうしてお店で購入するより、ネットの方が安いんですか?」と聞いてみたところ、
「ネットは人件費がかかっていないから、お店で買うより安いんですよ」と話がありました。

ギュットシリーズの最安値を調べてみました。
モデル | 画像 | 楽天 | ヨドバシ |
アニーズDX | ![]() | 139,800円(税込) | 151,570円(税込) |
クルーム・DX | ![]() | 156,390円(税込) | 163,170円(税込) |
クルーム・EX | ![]() | 166,390円(税込) | 179,600円(税込) |
クルームR・DX | ![]() | 149,369円(税込) | 173,800円(税込) |
クルームR・EX | ![]() | 166,290円(税込) | 173,800円(税込) |
上記の比較を見ると分かるように、楽天での購入が最安値になります。

子ども乗せ電動自転車は高価な買い物なので、自宅にいながらお得に買えるネットでの購入をおすすめします。
現在、楽天カードを持っていないママは、これを機に楽天カードを作ってみてはいかがでしょうか?
年会費無料で、今なら5,000ポイントが無料でもらえるキャンペーンを行っています。



5,000円OFFで買えます
0と5の付く日はポイント5倍デーのため、ポイントがザクザクたまります。
子ども乗せ電動自転車の取り扱いは楽天がNo1のため、楽天カードを持っていない方は今すぐ登録しましょう。
\ネットで申込むだけ/
今なら5,000ポイントもらえる!
サイクルベースあさひの評判・口コミについて知りたい方は、下記の記事を参考にして下さいね。
パナソニックのギュットの口コミ・評判
ここでは、Twitterの口コミ・評判をご紹介していきたいと思います。
待ちに待った子ども乗せ自転車??パナソニックとコンビのコラボのギュットクルームex??前乗せにして色はあまり被らないであろうシアースカーレット??ヘルメットはブリジストン? 行動範囲が広がるから楽しみ?? pic.twitter.com/oGyLdt7hR0
— tomo (@ton2mr_xoxo22) May 22, 2021
息子の保育園準備のため、電動自転車を試乗しに行きました!
個人的には、Panasonicのギュットが良かったので、これに決めます👍お値段、16万なりー😂 電動自転車初めて買いますが、高いですね(^_^;) pic.twitter.com/gUKnVcZ5lA — ざくぱん@共働き夫婦 資産運用実践中! (@dad_investor_) February 23, 2021
普段と違う公園来たら電動自転車5台中4台がギュットで、うち3台がオリーブなのうける
— なーさん®︎1y+🌱 (@naaa_san3) March 1, 2021
いろいろ悩んだ結果、「ギュットを選択している」ママパパが多かったです。
子供乗せ電動アシスト自転車で「もっとも売れているのが、パナソニックのギュット」という口コミもありました。
人気の子供乗せ電動自転車の比較したいママは、下記の記事を参考にしてくださいね。
あなたにピッタリのモデルが30秒で診断できるチャートもあります。
ギュットのよくある質問


ここでは、ギュットの購入を考えているママが疑問に思う点についてお答えしていきます。
2020年モデルと2021年モデルの違いは?
クルームの2020年と2021年モデルの違いは、下記になります。
- 肩ベルト(シートベルト)の長さが、2021年モデルの方が50mm長い
- サンシェード生地のUV遮蔽率がアップ
前乗せタイプの場合、上記2点に加え、「クルームシート(チャイルドシート)にメッシュフ
3人乗りするにはどうすればいいの?
家族が増えたら、3人乗りにカスタマイズできます。
前乗せタイプ(クルーム)を購入したパパママは、リアチャイルドシートを取り付けることで3人乗りにできます。
後ろ乗せタイプ(クルームR)を購入したパパママは、フロントチャイルドシートを付けましょう。


アニーズとクルームの人気の色は?
自転車屋のスタッフに聞いた情報や、公園によく停まっているカラーをまとめると、人気の色は下記になります。
- オリーブ
- ネイビー
- ブラック
- キャメル


レインカバーのおすすめは?
幼稚園の送り迎えに子供乗せ電動自転車を使う場合、レインカバーは必須アイテムになります。
レインカバーは雨に濡れない以外に、冬の冷たい風から子どもたちを守ってくれる役目もあります。


レインカバーはたくさんの種類があるのでどれにしようか? 迷うパパママも多いと思います。
数ある中でぼくのおすすめは、「リトルキディーズ」です。


リトルキディーズのレインカバー
子どもたちが快適に乗れるように視界が見やすく、中の空気を換気してくれる機能が付いているからです。
あと、たまご型のかわいいフォルムも魅力的です。


保育園や幼稚園の送り迎えで利用する場合、レインカバーは必須アイテムになります。
雨や冷たい風からたいせつなお子さんの身を守るために、レインカバーも準備しましょう!
カバーって必要なの?
雨に濡れないように、自転車カバーも必要です。
自転車カバーをしていないと、よる雨が降って次の日に自転車に乗ろうとした時、サドルが濡れていてズボンが濡れてしまうからです。
また、雨に濡れる場所でずっと保管していると、サビなど劣化の原因にもなります。


まとめ
パナソニックの「ギュット」は、多くのママから支持を集めている子供乗せ電動アシスト自転車になります。
試乗して感じたギュットの魅力は、下記になります。
こちらで紹介したようにデメリットもいくつかありますが、上記5つのメリットの方が大きいです。
最安値は、「ネットでの購入」になります。
ぼくのおすすめは、修理した時にすぐにメンテナンスできる「サイクルベースあさひ」。


ネットの在庫は品切れになりやすいので、在庫があるうちに購入しましょう。
「欲しい時に間に合わなかった…」という口コミをよく見かけるので、注意してくださいね。
コメント